第1回留学生優秀賞(3)

三木綾乃さん

 

 第1回留学生優秀賞受賞者の三木綾乃さんは、アメリカ留学をして約3年が経とうとしています。今年の秋に4年制大学へ編入し、新たな生活を始める準備をしています。今までの活動で他の生徒の模範として認められるこの賞を受賞し、「とても嬉しいです。」と気持ちを伝えたくれました。これからも、三木さんのような優秀な学生が育つよう、Y.E.S. at Merced Collegeで沢山の機会を留学生に提供していきたいと思います。

 

以下三木さんのインタビューをご紹介致します。

 
アメリカ留学

―受賞について

 この度は、たくさんの留学生の中から選出して頂き、とても嬉しく、また光栄に思います。今まで自分がしてきたことを評価して頂いたことは、非常にうれしく思います。これも留学のキッカケを与えてくれた皆さん、応援して頂いている皆さんのおかげだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

―学生生活について

 普段は早寝早起きを心掛け、規則正しい生活を送るようにしています。授業の宿題を期日内に終わらせる為、夜遅くまで勉強をしなければいけない日もありましたが、体調を崩さずに乗り越えることが出来ました。休日には、映画鑑賞で日常会話を学び、インターネットで編入先の4年制大学の情報を集め、スターバックスで勉強し、友人と食事に出かけるなどして有意義に過ごすことが出来ています。

 大学では、友達の輪の中に積極的に入り、新たな単語や言葉の言い回しなど、英語力とコミュニケーション能力の向上を図っています。また、2つのクラブ活動に参加しており、その中の1つのHonor’s societyクラブではファンドレイズ、小学生との交流活動などにも積極的に参加しています。小学生との交流は文通で行われ、実際に会うことはありませんが、子供たちの純粋で真っ直ぐな言葉に感銘を受けました。Students for Social Justiceクラブでは、上映会や討論会を開催しました。このクラブで話す内容は、とても難しい課題ばかりでしたが、英語の勉強だと思い参加しています。ここでは、政治的な言葉や語彙を覚え、討論の際に発言する難しさや大切さを学びました。そして、ホームレス支援活動も行っており、社会的問題についても学ぶことが出来ました。

 

―留学のキッカケ

 幼少期から両親が洋楽を流しているのを聴いており、子供用の英語辞書があるなど、漠然と「英語」が好きになっていました。小学校4年制の時に9.11が起き、とても衝撃的で悲しくなり、なぜ同じ人間同士で争わなければならないのか、どのようにしたら世界平和に導けるかを考え始めました。これが、私のアメリカ留学への始まりとなったと思います。

 

―マーセッドを留学先として選んだ理由

 高校3年制の進路相談時に、最初は日本の英語専門学校に1年間通い、2年目からアメリカ留学しようと考えていました。しかし、高校の担任の先生に直接アメリカに行くことを勧められ、親戚でアメリカに住んでいる人を探してみるように助言を得ました。親戚に連絡を取り、カリフォルニアに住んでいる方からマーセッド・カレッジを紹介して頂きました。マーセッドは比較的田舎町であり、マーセッド・カレッジは小規模校である為、勉強に集中できる環境があるというのが留学先の決め手となりました。

 

―マーセッドについて

 マーセッドは、ロサンゼルスなどの大都市と違い田舎町と呼ばれていますが、遊ぶ場所が全く無い訳ではありません。友達と公園でスポーツをしたり、近隣にあるボーリング場に行くなど気分転換することが出来ます。また、都会は遊びの誘惑が多いのに対して、田舎町は遊ぶ場所が少なく、勉強に集中できると思います。そして、野生のリスやウサギを見かけることが出来、とても癒されるので、良きアメリカ田舎生活を送ることが出来ると思います。

 田舎町のもう一つの利点は、都市部と比べて生活費が抑えられることです。また、マーセッド内であれば自転車で移動が可能であったので、車を所有する必要はありませんでした。

 アメリカ留学で、親元を離れ、海外に行くのも初めての経験で、全てのことを自ら行わなければならないことに気付きました。現地に来てからも、多くの人に助けて頂いていますが、基本的には自分でやらなければならないと心掛けて行動しています。渡米してから約3年が経ち、最初は難しいことやわからないことはは出来ないと思っていましたが、それが出来るようになり大きな自信を付けることが出来、多くのことを学びました。ここでは、自分から積極的に動かなければならなく、自分の判断・行動が重要な局面が多くあります。良い意味で個人主義であり、頑張れば、頑張るだけ評価してくれると思います。

 日本人留学生がおり、日本語で話してしまうことがありましたが、日本でも違う地域や環境で育った人達で日本の違う面を学ぶこと出来たと思います。また、競争相手となり、切磋琢磨してお互いを励ましたりしながら成長していると思います。

 

―今後の目標

 今年の秋に4年制大学へ編入します。編入先では、一段と授業が難しくなると思うので必死についていき、体調を崩して出遅れないよう体調管理をしっかりしていきたいと思います。マーセッドから、違う地域に移動するので、また違う環境で多くの経験を得て吸収していきたいと思います。将来的には留学で得た経験を活かし、違う環境や国で育った人々と理解し合える広い視野を持てる人になりたいです。

 現在、世界中で教育を受けられるのはごく少数の人たちです。自分はとても恵まれていると感じています。発展途上国、少年兵、ストリートチルドレンなどについて学び、難民や戦争に苦しむ子どもたちの環境を改善する仕事に就きたいと考えています。この環境を改善する為には、教育が大事だと思うので、教育機会の平等を実現できるような組織や会社に就職することを視野に入れています。子供が大好きなので、子供たちに夢と希望を与えられるようになりたいです。

 

―留学生へのアドバイス

 私の英語力は、まだ未熟で全く満足していません。未だに、アメリカ人の友達と会話をしていると「今の単語何だろう」となり、落ち込んでしまうこともあります。これは自分もそうでしたが、渡米前にできるだけ英語力を付けておいた方が留学生活、友達作りがスムーズになると思います。英語勉強の際は、授業で必要な単語、文法力だけでなく、日常会話英語も勉強しておくことが大事だと思います。また、日本について質問されることがあるので、日本のことを深く知っておくことも大切だと思います。

 私が大きな立場で言えることではないですが、日本人同士でいるだけでは生の英語を学ぶことは出来ません。時には、お互い助け合うことが大切ですが、英語力向上の為にある程度の距離を置くべきです。もしくは、日本人同士で英語を話すのも一つの手です。1番良いことは、積極的にアメリカ人の友達だけが話している輪の中に入ることです。

 日本人同士で一緒にいるのは、日本にいる時と変わりません。アメリカでしか出来ないことを優先することを念頭に置いて、留学生活を有意義に過ごしてください。

 
アメリカ留学
テイラー学長と一緒に