野球留学 永富翔太君


永富翔太君

山梨県日大明誠高校出身。

2012年マーセッドカレッジへ入学。

 

 

高校時代は野球部キャプテンとしてチームを引っ張り、卒業後カリフォルニア州立マーセッドカレッジへ入学。

現在も野球部レギュラーとして活躍している。



▶ 留学を志したきっかけは?

高校の同級生がスイス留学をした話を聞き、海外への進学に興味を持ちました。日本で大学見学に行った際に、自分の思い描いていたものと違うと感じ、思い切ってアメリカに留学して挑戦しようと思いました。

▶ 大学での初学期を終えて。

勉強についていくのが大変です。

毎日午前中は授業、午後は野球の練習があり、休養日の日曜日は疲労を取ることに専念しています。野球部の練習に毎日約4~5時間掛けるので、授業の課題や宿題に掛ける時間をあらかじめ決めて終わらせるようにしています。授業で課される提出物がたくさんあるので忙しい日々です。

▶ 野球部について。

自分が考えていた「細かいプレーは少ない」というアメリカ野球のイメージとは違い、選手たちは緻密なプレーを求められます。コーチ陣が6名ほどいて、選手一人一人に目が行き届いていると思います。

選手たちは仲間意識がとても強く、選手同士で思ったこと、気づいたことを伝え合っています。自分のレベルアップに向けた意識がとても高いチームメイトたちと一緒にプレーすることが自分にとって良い刺激になっています。


▶ シーズンが始まって。

2月1日の公式戦初戦では、今まで体験したことのない緊張感を味わいました。球場でホットドックを売っていたり、観客から英語で声援を受けたり、アメリカならではの球場の雰囲気を新鮮に感じました。

試合が始まる前にアメリカ国歌を聞いた時に、プレッシャーと同時に大きな興奮を感じました。いつもはグラウンド外でふざけ合っているチームメイトたちの試合への気持ちの高め方に驚きましたが、自分自身は緊張感とそれを上回るワクワク感を感じながら、試合に臨むことができました。今までのところ、良いコンディションを保って数字を残しているので、これからのチームに貢献しながら成績を保っていこうと意識しています。


▶ 対戦相手について。

どの対戦相手もミスが少ないという印象があります。

打撃はどこのチームもレベルが高く、変化球が多彩な投手が多い印象を持っています。

▶ Mission Collegeとの試合(2月9日対Mission4打数2安打)について。

4回の守備で大飛球の時に足を滑らせ、打球に追いつけなかったことを悔やんでいます。

 

今後は守備でのミスをなくしたいと思います。打撃面では数多く出塁することができた点で、1番打者としての役目をしっかり果たせたと思います。

▶ 今後の目標。

受講している授業全てに力を注いで良い成績を取りたいです。

野球では全試合出場が目標です。シーズンが進むにつれて、チーム内の他の選手たちも調子を上げてくると思うので、チームへの貢献を優先にしながらも自分のポジションを守る意識でシーズンを過ごしたいです。

▶ 留学を志す学生へのアドバイス。

早い段階から英語の勉強を進めておくことが大事だと思います。大学入学基準としてTOEFLスコアを学生の英語力の指標とする大学が少なくないので、 TOEFL対策の勉強をしながら英語力の向上を目指すことをお勧めします。

 

私が常に意識していることは、自分がアメリカ大学留学で得たいもの、留学生活を通じてなりたいと思う自分のイメージを描いて、そこに向かって頑張っていくことです。