テニス大学留学
サンディエゴ シティーカレッジ(女子テニスチーム)
サンディエゴのダウンタウンに位置する二年制大学。バルボアパークやバルボア動物園も徒歩圏内にあり、文化と自然に囲まれるという恵まれた環境の中で学生が学んでいます。
女子チームヘッドコーチ紹介
女子チームをコーチするのは、ジェイミー・ヨネクラ・ジョーンズです。ジョーンズ・コーチは、日系アメリカ人としてサンディエゴで生まれ育ち、トップジュニア時代にはアメリカ国内ランキングでシングルス17位ダブルス3位を獲得しています。
ジョーンズ・コーチはその後名門マイアミ大学にテニス奨学金をもらって進学し、文武両道の学生のみが選ばれるオールアメリカンの表彰を受けました。また1988年のNCAA(全米大学体育協会)のチャンピオンシップでは、ロニ・レイスと組んで準優勝に輝きました。
大学卒業後は、アリゾナ大学の女子テニスチームのアシスタントコーチに就任しコーチ経験をつんだ後、1993年にはカリフォルニア州立ロングビーチ校の女子テニスチームのヘッドコーチに就任しました。
ジョーンズ・コーチの豊富な経験は大学チームのコーチ経験だけに留まらず、カリフォルニア州立ロングビーチ校ではアダルトテニスクラスを教え、「フォーティーナイナー」と呼ばれるジュニアテニスプログラムを始め、多くのジュニアをサマーキャンプ等で指導してきました。
ジョーンズ・コーチは、1991年にUSPTA(アメリカプロテニス協会)のライセンスを取得して依頼ずっとジュニアからアダルトの全てのレベルのコーチをすることに情熱を燃やし続けています。
ジョーンズ・コーチの選手としての実績は、先のNCAA準優勝に加え、大学卒業後のヨーロッパ遠征でドイツのクラブチームでプレー経験があります。その後1993年にはUSPTAの「年間最優秀女子プレーヤー」に選ばれています。
近年では、全米ハードコート選手権40歳以上の部でパートナーのデビー・ヒガ選手と共に出場し、3位(ブロンズ・ボール)を勝ち取っています。2012年にはそのような選手としての活躍が評価され、サンディエゴテニス協会の「年間最優秀女子スポーツマンシップ賞」も授与されています。
ジョーンズ・コーチはこのサンディエゴ・シティーカレッジでもテニスのクラスを授業として受け持ち、テニスシーズン以外の期間も選手のトレーニングに熱心に取り組んでいます。
エンジェル・ロペス氏のサポート
ジョーンズ・コーチのジュニア時代のコーチであり、サンディエゴ・テニスアンドラケットクラブのディレクターであるエンジェル・ロペス氏は、このサンディエゴ・シティーカレッジの卒業生でもあります。
ロペス氏は、毎年女子チームと男子チームにテニスボールやラケットの寄付を行っています。
テニスシーズン期間中のスケジュール
シーズン期間の2月上旬から4月末までの約3ヶ月間は、基本的に火曜日と木曜日に試合を行います。
2015年シーズンは計15試合が予定されており、遠くはロスの近郊までコーチの運転するバンで遠征に出ることもあります。シーズン後期には、PCAC(パシフィックコースト アスレチック カンファレンス)のトーナメントや南カリフォルニア地区大会にも出場します。